結婚式には行かない主義(断酒62日目)
いの丸です。
昨日は一日会社の研修所で缶詰めでした。
IoTだのインダストリ4.0だのエコシステムだのチンプンカンプンではありますが、わかったふりをすることだけは得意なので何とかアホがばれずにやってます(ひょっとするとバレバレかもしれませんが)。
そんなこんなで昨日も帰宅は8時頃となりまして、夕食後は居間でウトウトしてしまい、気付けば朝でした。
今朝は朝食を取った後、2週間ぶりにスロージョギングに出かけ、先ほど戻ってきてぬるま湯に浸かりながらブログを書いています。
仕事もないし、天気もいいし、平和です。こんな毎日がずっと続けばいいな。
ところで今日は会社の後輩の結婚式があります。せっかく招待を受けていたのに欠席としました。なので、今日は一日フリーです。
実は私は結婚式というものが大の苦手なんですよ。自分も8年前に挙式していて言うのも何ですが。
私にとって他人の結婚式というのは、しいていえば24時間テレビみたいなもので、幸せや感動の押し売りみたいに感じてしまうんです。
仕事を同じチームでやっているだけで、後輩のことを私はほとんど知りません。お相手の方も会ったことないし、どういう人なのかも知りません。
なのでそんな私が結婚式に出る意味はないといっていいと思います。後輩も会社の上司を呼ぶ手前、一応、私にも声をかけないと悪いと思ってのことでしょう。
酒も飲まず、頼んでもいない本人たちの幸せと感動の演出を見せられ、あげくのはてにご祝儀として最低3万円没収されるという凄まじいイベントです。
それに宴席は酒にもっとも接近することになりますし、素面で耐える時間も長い。ここで余計なリスクは取りたくないという判断もありましたね。
主義というほどのものではありませんが、今後もよほどのことがない限りは会社関係の結婚式には出るつもりはありません。
せいぜい祝電でご勘弁を。
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久々の飲酒欲求と向き合う(断酒61日目)
いの丸です。
今日は金曜日。今日を乗り越えれば明日と明後日は休み。会社にいかなくていい。
今週は時差ボケもあって体調が悪かったです。睡眠時間はそこそこ取っているものの、疲れが抜けきらない。まるで酒を飲み過ぎた翌日みたいな感じでした。
昨日は夕食を取って、9時半くらいにはウトウトしてしまい、そのまま朝5時半まで寝てしまいました。
体調は大分戻りました。今日は元気です。
体調が優れないと気持ちも優れず、鬱々とします。そうなると考え方もすごいネガティブになる。
また、体調が悪い時は酒のこともあまり考えないです。この間、飲みたいという欲求はほとんどなりを潜めていました。
風邪をひいた時に酒を飲まない(飲もうと思わない)のと一緒ですね。
しかし、今朝2週間ぶりに悪魔が囁いて来ました。
ビールを喉に流しこんだ時の感触、酒が五臓六腑に染み渡って、脳に届き始めた時の「酔い」の感覚・・・。
なぜか急にこうした記憶がフラッシュバックしました。そして、飲酒欲求が復活しています。
うーん。酒との距離は大分離れたと思っていたんですけどね。困ったことです。
今、思考が飲酒に向いているようなので、それを別の方向に仕向けなければなりません。
明日、美味しいものでも食べにいくことを想像してやり過ごそうと思います。
せっかく2ヶ月も断酒できたわけですし、こんなところで再飲酒するわけにはいきません。
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精神的な貧困がアルコール依存症の引き金か(断酒60日目)
いの丸です。
アルコール依存の問題をネットで調べていて、あるページに行き着きました。そこで印象に残った文脈をご紹介します。
アルコール依存症が貧困を作るし、貧困がアルコール依存症を生みだすのは、貧困による心の隙間を
アルコールが埋めてゆくからなのですが、お金があっても心の隙間があればアルコール依存症になり
ますから、経済的な貧困とは別に「精神的な貧困」について別立てして話していくことも必要に思います。
アルコールに限らず、薬物依存と貧困というのは密接な関係にあるのだと思います。
卵が先か鶏が先かという議論はあるでしょうが、恐らく貧困だから酒を飲み、やがてコントロール不能な依存症に陥るケースの方が多いのではないでしょうか。
生きるのが辛くて酒に走ってしまう。収入のほとんどを酒に費やしてしまい、貯蓄もままならない。わかっちゃいるけど止めることは難しい。
また、「貧困」というのは必ずしも経済的な貧困だけではなくて、「精神的な貧困」もまたアルコールに溺れる要因になっている。
私の場合、経済的に貧困というわけではありませんので、どっちかと問われれば「精神的な貧困」でしょうね。
企業戦士としてバリバリ働いていた人が定年退職後の喪失感を埋めるべく、飲酒に走り、依存症になって家庭崩壊したというような話はわかりやすい「精神的な貧困」なんでしょう。
そうならないための3ヶ条がネットに落ちていたので以下参考まで。
- 孤立しても孤独を感じない内部志向型の人間を目指す
- 現役世代のうちに仕事とは別の趣味、仲間を見つける
- 生活知を磨くことが尊敬される老人への第一歩
まあ2つ目と3つ目は余計なお世話というか、1つ目をクリアしていれば不要なことであり、あまりピンとこないですが、1つ目の域に達することができれば心の隙間を埋めるために酒を飲む必要はないでしょう。
しかし、孤立しても孤立を感じないなんて、口で言うほど簡単な話ではないかと思います。
例えば、私は馴れ合いは好きではありませんので友達がいなくても平気ですが、最愛の嫁さんに先立たれてしまったら、私は多分生きていけないように思います。
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不惑の40代というが・・・(断酒59日目)
いの丸です。
今日も3時に目が覚めてしまいました。時差ボケです。ぬるま湯に浸かりながらブログを書いています。
孔子の論語に「四十にして惑わず」という有名な言葉があります。「不惑」の40代ということでしょうか。
40を目前のいの丸ですが、いまだに迷いまくっています。
プライベートも仕事も辛いことが多いです。
自分の生き方がこれでいいのだろうか、どうすればもっと楽に生きていけるのだろうか?
そんなことをしょっちゅう考えています。
答えが出ずに悶々とした日々が流れていきます。こうしている間にどんどん時間は過ぎていく。
一日一日と体は時を刻んで一歩一歩「死」に近づいていく。人生のタイマーがカチカチ音を立てて進んでいます。
どうも考えがネガティブになる。
酒を飲んでいる時はこういう現実を忘れることができたんだと思います。
酒に酔えば、思うようにいかない現実を忘れることができた。
一方、素面になるということは、今まで目を背けていたことと向き合うということなんだなと思います。
苦しくて酒に逃げれば緩慢な死が待っているし、素面で現実に向き合うのもまた辛い。
最近は心から笑うことがほとんどなくなりました。食欲もやや落ちて、出張から戻ったら体重は少し落ちていました(普通は逆で少し太る)。
どうも断酒と引き換えに精神面のバランスが崩れているみたいです。
一時的なものであることを祈ります。
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酒で人生を棒に降る(断酒58日目)
いの丸です。
昨日は会社を休んで家でまったりしていましたが、昼過ぎから睡魔に襲われ、気づけば夜の7時まで寝てしまいました。
何だかせっかくの休みを棒に降った感じです。
軽く夕食を取った後、最近はめっきり飲まなくなった睡眠薬を飲んで寝ましたが、朝の4時に起床です。
そんなわけでまだ時差調整が完全ではありませんが、今日は台風もそれたので出勤です。
休日を棒に降ると書いていて、自分の飲酒時代を振り返っていると、酒のない土日なんてあり得なかったことに気付きました。
昼間から酒を飲むことはあまりなかったですけど、夜になったら酒、酒、酒です。
そのうち正体を失って記憶喪失。朝方は気持ち悪くて目が覚める。とまあこんなのがお決まりの休日の過ごし方でした。
要は休日を棒に降り続けてきたわけです。なんの生産性もないことに貴重な金と時間を費やしてきたんですね。実にバカらしい。
こんなことを繰り返していたら、二度と戻らない人生を棒に降ることになります。
人生、酒以外にやることを見つけなければ。酒に逃げていたらいつか酒に殺される。緩慢な自殺というやつです。
酒は生きる苦しみから私を救ってくれたりしませんし、むしろ困難に立ち向かう勇気を砕くものです。
やはり酒に逃げるのは良くない。酒をコントロールできない私は酒に取りつかれ、縛られ、メチャクチャにされるのは目に見えている。
だから今日も飲まない。
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稀にいくら酒を飲んでも大丈夫な人がいる(断酒56日目)
いの丸です。
1週間のアメリカ出張を終えて、ようやく日本に戻れました。出張中は会食でホテルに戻る時間が遅い上、時差ボケもあって部屋に戻ると速攻で寝てしまいました。
ブログは毎日更新するのが理想なんですが、睡魔には勝てず…。
週後半から徐々に時差になれてきたので、日本に戻ったらまた時差ボケになりそうです。
帰りの飛行機では一睡もしなかったので、今すごく眠いですけど、夜まで我慢します。
明日は台風10号が直撃しそうなので、会社はお休みすするつもりです。無理して出社して帰宅できなくなると最悪なので。
今回の出張は断酒を再開して、もっとも酒に接近したわけでして、もっとも再飲酒の危険が高かったと思います。
しかし、なんとか無事に酒の挑発をかわして、飲酒にい至らずに帰還できました。
これは私にとって大きな収穫ですし、断酒継続に自信が持てました。
ところで、今回一緒に出張したMさん。お年は45歳のおじさんなんですけど、酒量がすごかったです。大酒飲みだった私が思うんですから相当です。恐らく、純アルコール換算で100gを超えている。
多分、アルコール依存症の初期であるように思いました。Mさんからの聞き取り調査をまとめますと以下のような感じです。
- 休肝日はほとんどなし。
- 週一で休肝日を設けようとするも酒の誘惑に勝てず。
- 酒がないと眠れない。
- γGTPは200越え。医者からは酒を控える指導受けているとか。
- しかし、γGTP以外の値はほぼ正常値の範囲らしい。
かなりの酒量にも関わらず、コレステロールも血圧も血糖も尿酸も問題ないとは驚きです。
何かの記事で記憶しているのですが、いくら酒を飲んでもほとんど内臓にダメージがでないという人は稀にいるそうです。
BSーTBSで毎週月曜日の9時からやっている「吉田類の酒場漂流記」の吉田さんなんかがそうらしいです。仕事柄、毎日かなりの酒量を飲んでいるはずですが、γGTP含め血液検査に何ら異常はないらしい。
毒への耐性が生まれつき高いということなのでしょう。体が丈夫なんですね。きっと。
特異体質なのかもしれません。酒に酔って人格は変わりませんし、大人しい方なので周りに迷惑をかけたりはしません。
こういう人は酒を飲んでもいいんじゃないでしょうか。誰にも迷惑をかけないわけですし、本人が好きで飲んでいるわけですし、それを否定しなくてもいいのかなと。
私はアルコールという毒への耐性はほとんどなかったようで、血中脂質も異常、血糖も異常、血圧も異常、その上脂肪肝まで進んでしまいました。
おまけに酒癖も悪かったです。いわゆる絡み酒です。もっともウザイ酒飲みだったわけで。
このまま飲酒を続けたら本当に後戻りできない領域まで進んでしまうと思い、再び断酒を決行したわけです。
生ビールの誘惑に勝つ(断酒53日目)
いの丸です。
昨日は時差ボケでホテル着いて早々に寝てしまい、ブログ更新ができませんでした。
今日は移動日に充てていて、ミーティングはありません。先ほどホテルにチェックインして部屋で寛いでいます。ボチボチ溜まったメールの処理などホテルでやる予定です。
出張中はどうしても会食は避けられませんし、酒に最も接近してしまうことになります。
前回の1年半に及ぶ断酒が途切れ、再飲酒生活に逆戻りしたきっかけも海外出張中の会食だったわけですから、会食は鬼門ではあります。
ただ、あまり身構えてもしょうがないなと考えるようにしています。飲んでしまった時はその時です。それを恐れてもしょうがないです。
ただ今は多少酒に接近しても心が動揺しないくらいまで断酒が安定してきた感はあります。
安定期に入ったのかわかりませんけど、周りが飲んでいようがいまいが、私は炭酸水かダイエットコーラで十分です。そういう風に思えるようになったんです。
今回の出張先はボストンでして、サミュエルアダムスというビールが有名なんです。
昨日はバーカウンターで目の前で琥珀色のサミュエルアダムスがグラスに注がれる様子を繰り返し眺めていましたけど、以前のように心がざわつくことはなかったです。
有り難いことです。そう思えるようになればこっちのもので、断酒は長続きできそうな気がします。
ひとつ断酒の弊害として言えるのは、酒の代わりに水とか炭酸水を飲み過ぎることですね。トイレが近くて困っています。
まあ二日酔いの辛さに比べれば屁でもないですけど、あまり水ばかり飲むとお腹も弛くなってしまいますので注意したいと思います。
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