いの丸の断酒日記

アラフォーサラリーマンの断酒日記です。このままでは酒に殺されるんじゃないかと思い、再度断酒にチャレンジします。

アルコール依存症になりやすい性格と体質(断酒32日目)

いの丸です。

アルコール依存症になるまでの時間は男性が平均20年、女性が平均10年らしい。

私は過剰飲酒になって16年ほど経過していましたから、平均よりは短かったのでしょう。

医学的にはアルコール依存症になりやすい性格というものはないらしく、代わりにアルコール依存症になりやすい体質はあるとのこと。

体質とはまず第一に酒が飲める体質であるということですね。酒を解毒する酵素をもっていない人は酒は不快な飲み物でしょうし、たくさん飲むことはできません。ですから依存症にはなり得ない。

まあこれは腑に落ちるというか納得です。

第二に 気持ちよい酔いが味わえる体質であることらしい。つまり脳の「アルコールへの感受性」が高い人です。

アルコールが血管から吸収され、脳みそに届いた時、脳がどういう反応を示すかというのは実は個人差があって、陶酔効果は人それぞれ異なると。

効果が高く現れる人は一度覚えたらまたしばらくするとアルコールを取りたくなり、やがて止められなくなるのでしょう。

これこそアルコールの最も恐ろしい罠ですが、罠への陥りやすさは体質が決めていたということなんですね。

アルコール依存症が遺伝するというのは、これら二つの体質が遺伝するからなんですね。家系に大酒飲みがいるような場合、気をつける必要があるってことです。

思い返せば、私の家系は父方母方ともに大酒飲みの親類がいます。ひとりは私の曾祖父でかなりの酒豪であったらしいし、母の叔父にあたる方も酒豪で肝硬変になって、それ以降酒を断ったと聞いたことがあります。

私は完全にこれら二つの体質を備えています。それに加えて独りを好む性格ですからたちが悪い。専門家はアルコール依存症になりやすい性格は「ない」と言ってますが、私は「ある」と思います。

私の性格がもっと外向的であったり、何かのスポーツに打ち込んだり、或いは読書が好きだったりすれば、酒ともう少しうまく付き合えたんじゃないかなと思います。

体質と同じく性格は変えられません。またこれまでさんざん飲んできたのでこれ以上体が耐えられません。酒は諦めるしかないんですね。

ということで今日も一日断酒です。もう私には酒は要りません。

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