1年前のスリップを回想する(断酒19日目)
いの丸です。
前回の断酒は2014年の元旦からスタートし、1年半後の2015年6月にスリップしました。
スリップした理由は実にたわいもないことでして、仕事の打合せの後のビジネスランチがそのきっかけでした。
その日は関連会社のエライ人と午前中打合せで、その後軽く食事を一緒にする予定でした。自分の断酒がここでストップするとは思ってもいませんでした。
寿司屋で食事ということになりまして、6名ほどで席に着いたわけですが、このエライ人が「お疲れさん、昼間だけどビール1杯くらいなら問題ないよ!じゃあ、店員さん、ビール6つお願い」って勝手に注文しちゃったんんですね。
この時、流れで酒は飲めないことを言うタイミングを逃しており、6杯分の生ジョッキがテーブルに運ばれてきました。
「じゃあみんな、お疲れさん!かんぱーい!」と進み、一口、二口ビールを飲んでしまったんですよね。
運ばれてきたビールには一切口をつけない、飲まないという選択肢を取ることもできたはずなのに、乾杯の最初の一口だけなら問題ないよ‥という甘い気持ちが勝ってしまったんです。不覚でした。
1年半も断酒できたのだし、一口飲んだってまた断酒は継続出来るという慢心があったのです。或いは自分を試したかったのかもしれません。
でも、結果は‥‥ご想像のとおりです。
2週間後には見事に習慣飲酒が復活しました。そして飲む量はどんどん増えていきました。
途中で休肝日を設けてみたり、飲む量を減らそうとしてみたり、節酒の努力もしますが、アル中にそんな芸当は無理でして長続きするわけはありません。
元のグダグダな生活に逆戻りするまでにそんなに時間はかからなかったです。
今から思えばもったいないことをしたものです。1年半も続いたのですから、もっと継続出来たのにと後悔する気持ちはあります。
まあクヨクヨしても過去には戻れませんので、今日も一日断酒を心に刻み、生きるのみです。